ペットの健康・長生きのために
自律神経のバランスを良くすることは健康・長生きにつながります。
自然治癒力を上げて、病気の早期完治・予防を。
ペットも加齢とともに自律神経のバランスが崩れてくることを!!
その多くは、自律神経の副交感神経の働きが悪くなるからです。
そしてそれと同時にホルモンのバランスも崩れることも!
この現象がフリーラジカルを生み、それが原因で老化・ガンの一因に。
免疫細胞の70%は腸で作られます。
腸の働きは自律神経の副交感神経がコントロールしています。腸が正常に働くと、免疫力が上がりガンや病気を予防すること、病気を早く治すことができます。また、健康で長生きするためには食べることはとても大切です。腸の働きが良くなれば消化吸収も良くなり栄養分を上手く体に取り込み、余分な物は溜め込まず体の外に排出できるのです。
ストレスは万病の元!
ストレスは万病の元。その理由をごぞんじですか?それは、過度のストレスを受けると自律神経のバランスが崩れ、それにより免疫力の低下や、血流が悪くなるからです。しかし、自律神経のバランスがよくなると精神的に落ち着くため、ストレスとなる音やモノに対してのムダ吠えも減る可能性が高まります。
質の高い睡眠は副交感神経が鍵。
睡眠不足が続くと肌荒れやお化粧ののりが悪くなりますよね。これは、眠っている間に体の細胞の修復や再生を行うようにできています。しかし、睡眠不足やストレスがかかっていると眠っていても交感神経優位で副交感神経が活性化しないのです。そうするといろいろなホルモンの分泌や栄養分が隅々まで運ばれません。質の高い睡眠とは夜にしっかり副交感神経が働くことが必要なのです。
免疫力、ストレスの軽減、質の高い睡眠。
即ち自然治癒力を上げることです。
現代の犬や猫は、様々なストレスにさらされています。
ペットも寿命が延び高齢化に
この図は犬と猫の平均寿命を現したグラフです。
20年前に比べると飛躍的に寿命が伸びています。これはワクチンの普及や食生活の改善、動物病院などケア施設の増加によるものと考えられます。
しかし寿命が伸びたことで、高齢の犬や猫の健康管理がここ最近クローズアップされています。
犬・猫ともに死因の第1位は「ガン」
ペットの寿命は獣医学の進歩でヒトと同様に高齢化になり、それに付随して腫瘍(ガン)や循環器の疾患が増加しています。
ある報告では、犬や猫の腫瘍(ガン)は、8歳から増加し10歳で45%と最も多く、3頭に1頭がガンで死亡していると言われています。
言葉を使って自らの病態を伝えられない犬や猫は、ガンが増大し症状が発症してから動物病院で診てもらう…というケースが多く、このことが高い死亡原因になっていると考えられます。
進行が早い、犬・猫のガン
犬や猫の進行性のガンは、ヒトのガンと比較してサイクルが極めて早く、ほとんど数ヶ月で命が奪われてしまいます。
これは、ヒトが1年で1歳年をとるのに対し、犬や猫は1年で約4歳年をとりますが、これは4倍早く生きているのと同様で、病気も早く進んでしまうのです。
犬・猫が抱えるストレス
また、生活環境においても飼い主には分からない、ペットが受けるストレスが問題になっています。
ヒトと同様にペットもストレスが原因で体調を崩すようになり、特に皮膚疾患や消化器疾患、うつ病や問題行動(攻撃行動、不安障害)なども引き起こしています。
ペットには健康で長生きして欲しいと全ての飼い主は思っています。
では、健康で長生きするためにはどうすればよいのか。
ヒトにも当てはまることですが、
それは自然治癒力を高めることです。
自然治癒力は、病気を予防する力や病気にかかっても早く完治する力です。
ストレスの軽減、自然治癒力の向上には自律神経が深くかかわっています。
治癒力を支えているホルモンの分泌や免疫、
内蔵や血管の機能は自律神経の指示で動いています。
自律神経のバランスが悪いと各機能が正常に働かなくなり、
治癒力が下がってしまい
いろいろな病気にかかってしまうのです。
自律神経のバランスって?
自律神経とは、自らが意識しないでも自然に体の各機能を調整するように働いてくれる神経です。
たとえば、汗をかいたり、ホルモンの分泌を調整したり、心臓を動かしたり…。
その自律神経は、交感神経と副交感神経に大別され、近年、この2つのバランスが崩れることによって、さまざまな病気や症状が引き起こされることが判明し、話題となっています。